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by primr
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案外、料理好き

どこまでも料理を讃えるわけでもないけれど、料理は面白いものだ。
そして今日は、二つ料理をつくった。

ひとつは肉じゃが、もうひとつはまったくオリジナルの思いつきの、目玉焼きベーコンサンドイッチだ。
海外ドラマを見ていたら、ベストサーンドウィッチ、ベストサーンドウィッチと、自分の好物のサンドイッチを自慢するシーンがあって、突然食べたくなったのだった。

サンドイッチの中身は炙ったベーコンと半熟の目玉焼き、ハムとレタスに、マヨネーズとマスタードという、とてもシンプルなものだったが、自分でつくったから、という点を差し引いてもすばらしい出来だった。
また明日つくってみよう。

しかし肉じゃがはダメだった。ひどい出来だった。
豚肉をつかったせいなのか、異様に脂っぽくて、食べてから気分が悪くなった。
もう当分つくらなくていい。

思うに、料理の手始めというのは、これは実家暮らしのときにはじめたほうが良い。
なぜかというと、ある料理をするために必要な食材がはじめから冷蔵庫に入っていることも多いし、足りない分を買うにしても、つけたし程度の量で済むし、また一方、足りない食材をパックで買ってきてあまるようなことがあっても、処分する事をあまり考えなくていい。

というのは、独り暮らしの場合、例えばじゃがいもがあまり気味になったら、一定期間内に再びじゃがいもを使う料理をしなければならなくなるからだ。
実家の場合、(身勝手な話だが)じゃがいもを子供が買ってきてくれてラッキー、じゃあ今夜はこれでカレーでもつくろうか、ということになって、余ったものの処分に悩まなくて済むこともあるし、このように親も喜ぶことだってある。

というわけで、料理のスタートは実家暮らしの時点ではじめると、ハードルが下がって大変お勧めだ。
まあもっとも、食材を買ってきて全部自分でつくって、「原価を知る」ということも大切なのだが。
毎日外食ばかりする独り暮らしの人間は、基本的に原価を知らない人が多いと私は思う。

また、実は最近多くの女性の「監修下」で私は料理をしたわけだが(母親も含む)、私は興味深いことに気がついた。
それは、男の料理をそばで監修(頼んでもいないケースもある)すると、
女は地が出る。

料理をそばで見させると、女がどんな行動に出るのか観察するのは、ある意味面白い。
やさしくガイドするのか、厳しく指摘したり、こまかに罵るのか、代われ!といって自分でやりはじめるのか。
大変多様である。
しかし共通するのは、黙ってみてられない。

鶴の飼育の話を私は思い出してしまうのである。
鶴を飼育するときは、えさをやったり、えさをとるのに助け舟を出してはいけないらしい。
助け舟を一度でも出してしまうと、その鶴は以降、自ら餌をとることができなくなってしまうらしい。

遠くから見守ることが大切なわけだが、何があっても黙って見守る、ということは案外難しいことなのです。という話をどこかで読んだ。私は彼女たちに(母親も含む)必ずその話をするが、
残念ながら誰一人として趣旨を理解してくれない。

ぜひ彼女や奥さんがいる人は、一度トライしてみてほしい。
by primr | 2014-03-23 01:13 | その他